魔人譚偵 夜凪砂傷那
まじんたんてい よなぐさきずな
時は大正。作家を夢見て上京した16歳の少女・真昼崎朱杷は、叔父の紹介でとあるアパートに住むことになった。見知らぬ土地での新生活が始まる中、朱杷は 同じアパートの住人で探偵をしているという青年、夜凪砂傷那の追う事件に巻き込まれる。やがて朱杷は、自分自身さえ知らなかった己の運命を突きつけられる ことに—。青年探偵と帝都を脅かす魔人・怪人たちの、闇の戦いを描いた怪奇ロマン。